口コミ数：10463件 （05/07 集計）
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40代 TOSHI
ラブサーチの体験談
街で声かけたって立ち止まることすらない若い女の子と、40代のおっさんが出会う奇跡を提供してくれた場所、ラブサーチ。出会い系なんてみんなサクラだと信じて疑わなかった私を変えたのは、私と同類だったはずの、彼女いない暦＝年齢だったダサ男仲間が、ここでリアル彼女をつくってきたのがきっかけでした。あのときの出し抜かれた憤りは絶交の二文字を意識しましたが、今思えば、あいつが突破口を開いてくれたおかげで、私にも彼女ができたので、頭が上がりません。
そんな私が出会えたのは、最近見た映画が同じだったことから話しかけて盛り上がった女の子、本屋で働いているという24才のSちゃんでした。あの映画がわかる人は絶対にいい人だよね、という話の展開にもっていき、一度食事でもして、あの映画のことを語りまくりませんかと言う誘い文句で、見事に快諾。こういう子に一夜のアバンチュールなんて求めません。じっくりと時間をかけて、本気で付き合いたいってぐらい、色白で顔も可愛くて、性格も温和な子でした。
Sちゃんの仕事終わりを待って、指定された最寄り駅前のデパート前で待ち合わせ。遅れてごめんなさいと小走りでやってきたSちゃん、リアルで見てもやっぱり可愛い。いやむしろそれプラス、タートルネックからはボリュームのある胸の膨らみがはっきりと主張していました。
やましい気持ちをグっと抑え、お勧めだと言う庶民派な価格で食べられるイタリアン・レストランへ。洒落たお店に慣れない様子のダサ男の私を気遣うように、「居心地悪かったら言ってくださいね」なんて顔を近づけて囁いてくれるその姿も可愛すぎます。
映画に出てくる乾杯するシーンにかけて、私たちも乾杯しましょうということで、ワインを頼みました。リアルに好きな映画だったので、色々と豆知識を補足しながら話をしていくと「本当にすごいですね！」ととても興味深そうに喜んでくれるSちゃん。思い起こせば、いつも一人で劇場に行き、一人で感動するだけで、誰とも共有することがなかったなぁと自嘲気味に告白すると、私もずっとそうでしたと同調してくれて、こんなに楽しいんですねとその喜びを分かち合いました。
ワインも進み、お互い気が緩んだのもあり、おそらく普段はシャイであるはずのSちゃんが「今度、一緒に観に行きましょう！終わった直後にこんなふうに話せたら、映画の楽しみが倍増しそう！」と、次の映画デートの誘いをくれました。ありがとう映画、そして、こんなダサ男の私を思ったより気に入ってくれていることを確信し、その日は紳士的に送り出しました。
その後、映画を観てから映画について語らうというデートを３回重ねた後、私から告白をし、キスをしました。それから2週間後に控えていたSちゃんの誕生日、一夜をともにしてから、今も仲良く付き合っています。
